個展 KG+「半架空の知覚法」のお知らせ
本展は、京都の公募型写真フェスティバル「KG+」で開催される展覧会の一つとして開催される、写真を用いた実験的なデザイン展です。サンプリングした惑星写真の色調や背景を変えることで、惑星に対する再認識を試みるとともに、実在するが触れられない半架空とも言える存在の知覚法を探ります。
KG+「Semi-Fiction 半架空の知覚法|小瀬古智之」
共催:FabCafe Kyoto
4.18(Tue)~5.13(Sat), 2023 / Closed: Sun, Mon 日曜・月曜定休
OPEN 11:00〜19:00
※開館時間の変更が発生する場合があります。詳しくは施設WEBサイト(下記URL参照)にてご確認ください
Place: FabCafe Kyoto
京都市 下京区 本塩竈町554
https://fabcafe.com/jp/kyoto/
入場無料 Free
「Semi-Fiction」について
天体は多くの人々にとって直接知覚が困難な存在である。小瀬古智之はこのような図鑑の中でのみ認識できる、触れられない存在を「半架空(semi-fiction)」と定義した。本プロジェクトは半架空的存在を「シズル感」の視点でヴィジュアライズする実験である。 彼はNASAによる惑星写真(パブリックドメイン)の色調を変え、天体の要素を食風景の要素に見立てた。原形を細部まで残しながら食風景の視点に置換することで、天体に潜むシズル感を鮮明に可視化した。食の視点で天体の味・香り・音・食感を想像することができる。 半架空的である惑星に日常の食風景が接続した時、天体の捉え方はどのように変容するだろうか。コーヒーにミルクを攪拌していく日常の風景を、壮大な天体現象と重ねながら眺めていただければ幸いだ。
KG+について(公式サイトより引用)
春の京都で多彩な表現と出会う
KG+はこれからの活躍が期待されるアーティストやキュレーターや会場が主催する展覧会を集めた公募型の写真フェスティバルです。KG+2022では60以上の展覧会が京都市内各所で開催されました。展覧会により規模や会期や表現は様々ですが、独自の表現は荒削りながらもエネルギーに満ちています。京都市内に点在する黄色い旗が目印となり、地域と来場者と作品を繋げ新たな発見や交流を創出します。
KG + is a public photography festival featuring exhibits by upcoming artists and curators at exiting new venues. For KG + 2022, more than 60 exhibitions were held all around the city of Kyoto. The scale, time, and form of expression vary from exhibit to exhibit, but while rough, all the exhibits are original expressions bursting with energy. Yellow flags scattered throughout Kyoto mark the exhibit locations, where new discoveries and exchanges connecting neighborhoods, visitors, and artworks await.
https://kgplus.kyotographie.jp